第2回「2wayラウンドブーケをリビングに」

季節が少しずつ移り変わるようなニュアンスカラーが人気の2way ラウンドブーケ

2wayラウンドブーケは、インテリアの一つともいえる素敵なアイテム。見る角度が変わると雰囲気が変わります。

リボンも2色用意して2ループリボンの色を変化させてもステキです。ナチュラル、モダン、シック、フェミニンなど、デザインも飾りたいコーナーに合わせることができます。

劇的にガラリと変えるのではなく、ラウンドブーケを花瓶に挿してインテリアブーケとして飾り、四季の日々の移り変わりをゆっくりと楽しんでみてもよいですね。

最近は様々な環境問題が懸念されていますが、今年は体験したことのない危険な暑さでしたね。やはり、季節のうつろいは少しずつ感じていきたいものですね。急激な寒暖差に対応するのは誰しも大変ですから。

お花を楽しむ人は、空間や四季を楽しむ人が多いですよね。自然と玄関やリビング、寝室などにお花や雑貨を飾ってオリジナルの楽しみ方をしていらっしゃる方が多いように思います。

インテリアとしてのラウンドブーケは、四方見ですので、リビングのテーブルに飾っても、玄関に飾っても見栄え良くステキです。少し長めの花瓶に挿すと、エレガントになりますね。柔らかい空間に人をお迎えすると緊張感も取れますし、ゆったりと居心地よくしてくれます。

窓辺に飾って、光や風が優しく揺らすカーテンをラウンドブーケの演出にしてもステキです。きっとお気に入りの空間になりますよ。

玄関やリビングのドアを開けた時の印象がそのお家に住む人の印象につながることもありますよね。お花を効果的に使ってファーストインプレッションを演出してみましょう。どこかのホテルではないですが、象徴するような飾り方もありますね。

お花を目の休まる所に飾る事を考えて2wayでゆっくり季節の彩りを感じて過ごす。日常は穏やかな日々ばかりではありませんから……

1日に1つ自分にご褒美を

1日に1つ自分にご褒美をプレゼントする。

それは朝のモカの香り高い珈琲でも、フルーティーな香りのteaでも。ほんの少しの時間でも心落ち着かせて、自分自身を大切に。お花を眺めながらゆったり心を解き放つ時間をプレゼントしても いいですね。

窓から吹いて来る風の肌寒さ、植物を潤す雨音の心地よい響き、青く高い空、柔らかい日差し、風で揺れる葉……季節を楽しむこともお花を飾る演出の1つに加えて、見せ方を視野に入れて、アングルを考えながらお花をアレンジメントして……

お気に入りのtea cupの絵柄を眺めたり、ローラ・アシュレイのカーテンや生地のお花の色合わせを気がつけば目で追っていたり。人気のシリーズや定番の柄……自由が丘のローラ・アシュレイのお店には20代の頃から通っていました。ベッドカバーやクッション、身に付ける物まで購入していました。今はなくなってしまいとても残念です。

ボタニカルの洋服や小物は自然と集まっているので参考にさせて頂いています。

自由が丘は 小さい頃から行っていた街。
移り変わりが激しく、なじみのお洋服屋さんもなくなってしまいました。
好きなお店は少なくなりましたが、私の部屋、コベントガーデン、ブリキのジョーロなど、お気に入りのお店のディスプレイを見ながら街を歩くのも楽しいですね。


■コラム執筆者のプロフィール

福原 恵 

優しい音楽を聞きながら、日常の中にゆったりした時間を提供。
初心者さんを対象としたマンツーマン、少人数制のお花の教室プリザーブドフラワー&アーティフィシャルフラワー【Happy rose 】を主宰。

小さな頃からリビングのお花を眺めて育つ。
風で揺れるお花が好き。
ヒーリング音楽を聞きながら生徒さんの感性が豊かになるレッスン。お花と触れる、一人一人の向き合う時間を大切にした指導をしている。

約10年、様々な著名な先生から直々に生花・プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワーを習得する 。
プリザーブドフラワーの【デュプロマ】を取得。その後 、プリザーブドフラワー全国協議会技能検定1級を取得。

日本橋三越ディスプレイ参加
品川プリンスホテル ウェディングディスプレイ参加
ワークショップ、カルチャーのアシスタント、カルチャー講師等の経歴を持つ。
現在は東横線、目黒線、南武線武蔵小杉駅、中原市民館と横浜線古淵駅で自宅教室を行っている。

ガーデンのグラデーションの美しさが見本。移り行く秋色紫陽花。ルノアールの色彩。アンティーク食器の芸術性etc. 繊細でフェミニンなアレンジメントetc.

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