第6回「見極め力をつけましょう!」

みなさん、教室の価値は明確になりましたか?それではいよいよ最後のレッスン、始めましょう!

アーティフィシャルフラワーを仕事に繋げたい方は、見極め力をつけましょう。

見極め力。
これは、自分が教室運営をするようになると経営面でもいろいろと必要になりますが、アーティフィシャルフラワーアレンジに関して言えば、やみくもにただアレンジを練習したり、受け身でレッスンを受け続けることは得策ではありません。

アレンジの大事なコツというのは、時間の経過や回数と共に、徐々に気づき、身についてはいきますが、私達のお金も、時間も有限です。

長々とやるよりも、コツを最初から把握した上で回数をこなし、スキルを上げた方が早く上達しますし、効率的です。

ですから、これからアーティフィシャルフラワーを習う方は特に、アレンジするにあたって本当に必要な部分を判断し、その『大事なところ』を先にのばしましょう!

img_2347

少し公開すると、「アウトライン(アレンジの形)の完成度」がまず一番大切です。
リースならば、外側も内側もきれいな円になるよう制作できるスキルです。
当たり前ですが、きれいな形でなければ上手だとは判断されないからです。

お客様は、アレンジを最初からじっくりは見てくれません。
自分がウインドーショッピングをする時のことを思い出してください。

パッと見て、「これ、いい!」と感じて始めて、近寄り、手に取り、細部まで見えもらえるのです。近寄ってもらうには、まずは目を引くような美しい形、つまり上手なアレンジが出来ることが大切です。

(もっと具体的に言うと、色合いの好みで「いい!」と感じて近寄るというのもありますが、これはアウトラインが美しいことが前提です。)

その「上手なアレンジ」を作るために大切となるコツを見極め、そこを重点的に練習していくと、アレンジはグングン上達します。

いや、正しくは「上手に見えるアレンジ」が出来るようになります。
「美しい!」「素敵!」と判断するのはあくまでもお客様であることを忘れてはなりません。
(自分で見極められない方は、レッスン内容に必要なポイントが含まれている講座を受講するというのもひとつの方法です。)

私が、20代後半から超初心者でお花を始め、協会に一切所属していないにもかかわらず、なぜ、教室開業してからわずか1年で遠方からも生徒さまが通ってくださる全国網の教室になれたのか?

それは、アレンジも運営面も『本当に必要な部分』を見極めて、そこに時間をかけたからです。
アーティフィシャルフラワーをお仕事につなげたい方は、『見極め力』を磨いていきましょう!

そして、大好きなお花に触れながら、幸せに毎日お仕事する自分になりましょう!!^^

私のコラムは今日で最後となりますが、これからも一人でも多くの方がアーティフィシャルフラワーで夢を叶えられますように。

それではGood Luck!
またお会いしましょう^^

【最後の宿題】

このコラムを読んだら、何から行動しますか?

夢を夢のままで終わらせないために、あなたはこの後何を行動に移しますか?
誰でも最初は初心者です。
もちろん、私もそうでした。
何もしなければ、1年後の今日も同じ夢を見ているでしょう。
勇気を出して前に一歩進んだ人だけが、夢に近づけるのです。

img_3168


■コラム執筆者のプロフィール

株式会社ハナティー代表取締役、初心者専門アーティフィシャルフラワー教室「エレスタイル東京」代表。
ANAの客室乗務員時代、ステイ先のドイツでアーティフィシャルフラワーの魅力に気づき、本格的にお花を習う。
大人になってから超初心者でお花を始め、未経験者の不安がよくわかることから、初心者のための教室を開校。
現在、オンラインで学ぶ通信コースと、東京で学ぶ通学コースを開講中。
マンツーマンで未経験者がゼロからお仕事につなげられるまでにスキルアップできるレッスンは、日本全国から受講生が集まるほど大人気。
通信コースの「出来るまで何度でも添削」や、協会制度を取り入れずにディプロマ取得後の費用が一切不要など、新たなスタイルで習いやすいと好評を得ている。

→  この教室・スクールの詳細を見る