第5回「教室開業はライバルが多くて心配だと思っていませんか?」

みなさん、教えるために何を学ぶのかは明確になりましたか?^^
それでは第5回のレッスン、始めましょう!

少しずつ人気が高まっているアーティフィシャルフラワーですが、「私も教室開業したい!」と夢をみつつも、「いっぱいライバルがいるから大変そう」「こんなに教室が増えて、大丈夫なのかな」と不安になっていませんか?

大丈夫^^

フラワー教室は、一般的な物販(洋服やコスメなど)と違い、
お客様は、講師の雰囲気やアレンジのデザイン、教室のコンセプトなどをトータルで見て、レッスンを受けるか決める傾向にあります。

あなたの個性は、世界にひとつだけのもの。今まで経験してきたこと、性格、キャリア、アーティフィシャルフラワーに対する想い、好きな色合わせ・・・これら全てピッタリ一致する人は誰もいないはず。
つまり、あなたという人柄(これまでの経験や、想い、雰囲気など)を見て、お客様はレッスンを受けたいか判断するということ。
アーティフィシャルフラワーのアレンジデザインひとつとっても、教室ごとに色合いや雰囲気も様々ですよね。だから、沢山の教室が近くにあっても、本当の意味でのライバルにはなり得ないわけです。

本当にあなたの想いに共感してくださったお客様、デザインが好きでレッスンを受けたい!と思ってくださる方々が集まるので、お客様の取り合いにはならないのです^^
(周りと同じメニューをレッスンしている場合は差別化しにくいので難しくなります)

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ただ注意しなければならないのは、何もしなくても集まるわけではないということ。このコラムを読んでいる方は、お仕事としてきちんと成り立たせたいという方が多いと思います。ですが、毎月お仕事として成り立つような売上を上げるには、それなりにやらなければならないことはあります。

「やりたいなあ」「こうなったらいいなあ」と思って、待っているだけではダメ。

何を考えても良いけれど、とにかく行動することが大事。

行動しないと何の結果も出ないからです。

では、具体的にどうやって進めたら良いのか?
一番早いのは、自分が成功のお手本としたいような先生がいる教室に行き、話を聞いたり、実際にレッスンを受けるということ。

うまくいっている先生は、うまくいっていない先生との何かしらの違いがあるから、「仕事として成り立っている」という結果を出せていることに気づきましょう。

・レッスンの内容
・教え方のレベル
・教室の魅せ方やブランディング
・問い合わせなどに対する細かな配慮・・・

勉強になるところは沢山あるはずです。
何が直接の理由となって売上につながっているかすぐには分からなくても、実際にレッスンを受けたり話を聞いてみると、先生の仕事に対する姿勢だったり、考え方など、経営者として参考になることが多くあります。

そう、教室運営も、経営なのです。

ですから、経営者として、自分がどんなレッスンを誰に提供したいのか、はっきりと明確にさせ、ターゲットとなる生徒様の心に響くような教室作りをすることが、成功する教室への第一歩なのです。

ここをまずしっかり抑えることができれば、例え周りに同じような教室が存在しても、生徒様が選び足を運んでくださる教室になりますよ^^

 

【今日の宿題】

あなたの教室にわざわざ行く価値は何ですか?
わざわざ貴重な時間とお金を使って、あなたの教室に行く価値は何でしょうか?お客様は価値がないものにお金は出さないし、行こうとは思いません。

「私だから提供できる」「このお客様のために自分の教室はある」など、他のどこでもなく自分のところに生徒様が来るべき理由を考えてみましょう!

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■コラム執筆者のプロフィール

株式会社ハナティー代表取締役、初心者専門アーティフィシャルフラワー教室「エレスタイル東京」代表。
ANAの客室乗務員時代、ステイ先のドイツでアーティフィシャルフラワーの魅力に気づき、本格的にお花を習う。
大人になってから超初心者でお花を始め、未経験者の不安がよくわかることから、初心者のための教室を開校。
現在、オンラインで学ぶ通信コースと、東京で学ぶ通学コースを開講中。
マンツーマンで未経験者がゼロからお仕事につなげられるまでにスキルアップできるレッスンは、日本全国から受講生が集まるほど大人気。
通信コースの「出来るまで何度でも添削」や、協会制度を取り入れずにディプロマ取得後の費用が一切不要など、新たなスタイルで習いやすいと好評を得ている。

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