第4回「教室開業で成功するために、自分が生徒時代に気をつけておくべきポイント」

みなさん、自分の目的は明確になりましたか?^^
それでは第4回のレッスン、始めましょう!

いつかレッスンを開きたい皆様、教えるって、意外と難しいことをご存知ですか?

まず、自分がその内容をよく理解していないと説明できません。そして、よく理解していないと、生徒さまが質問した時に答えられません。答えられないとあなたの信用は一気に崩れます。

適当にごまかしても、必ずバレます。矛盾したり、チグハグになったり、いつかボロが出てしまいます。ではそうならないためにどうしたら良いのかというと?

答えは簡単!
自分が生徒としてスクールなり教室に通っている時に、最初から、いま習ったことをレッスン後に「誰かに教える」つもりで受けるのです^^
人に教えるとなると、レッスンでは頭をフル回転させなければなりません。

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このお花はどうしてこの小花と組み合わせているのか?
グラデーションはどうやってつけるのがコツなのか?
初めてでもワイヤリング(茎作り)がスムーズにできるポイントとは?
テーピング(テープ巻き)がうまくできない時はどうアドバイスすれば良いのか?
アレンジの入れ方のコツは??

・・・・

得なければならないポイントは山のようにあります。それらを、自分がレッスンを受けつつ、全て吸収して帰るのです。帰宅後は、忘れないうちにノートにすべてを書き出します。必要なら絵も描いて、色もつけておきます。
人は忘れる生き物です。記録に残しましょう!

ここまで1回のレッスンで行ってしまえば、一通り今度は自分が教えられるくらいの知識は身に付きます。

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自分が生徒時代に「分からない!」と感じたことは、教室運営を目指すにあたって貴重な財産となります。なぜなら、人は自分のレベルが上がると初心者だった時のことを忘れてしまうからです。

自分が生徒だったころ、分かりにくいポイントや難しいと感じた工程がいくつもあったはずなのに。自分のレベルに慣れて、できるのが当たり前だと思ってしまうんですね。

生徒さまが集まって、「楽しい!」と喜んでいただけて、理想とする額の収入もきちんとあって・・・と、成功する教室になるには、お客様の気持ちになることがとても大切です。

レッスン中生徒さまが「良く分からない・・・(T_T)」と仰るポイントを、「どうして分からないの?!要領悪いなあ。(怒)」とプンプンするのではなく、「そうだった、私もここがちょっと難しいと思ったことがあるなあ。」
「そうか!初めての人はここが分かりにくいのか!こういう捉え方もあるのね!」と、受講生さまの気持ちになって感じられるか。

教えるというのは、ただ情報を伝えるのとは違うのです。
教室開業を目指すのであれば、生徒時代も貴重なチャンス!

ただ広く浅くアレンジを作るのではなく、今日習ったことは明日自分が人に教えられるくらいたっぷり、知識もスキルも吸収していきましょう!

 

【今日の宿題】

あなたは今日レッスンで何を学びますか?


レッスンを控えている方、これからレッスンを始める方は、自分がその講座から何を学ぶのか明確にして臨みましょう!
すでに卒業した方は、アレンジテキストやスキルアップレッスンから何を得ようとしているのか、勉強する前に確認しましょう!

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■コラム執筆者のプロフィール

株式会社ハナティー代表取締役、初心者専門アーティフィシャルフラワー教室「エレスタイル東京」代表。
ANAの客室乗務員時代、ステイ先のドイツでアーティフィシャルフラワーの魅力に気づき、本格的にお花を習う。
大人になってから超初心者でお花を始め、未経験者の不安がよくわかることから、初心者のための教室を開校。
現在、オンラインで学ぶ通信コースと、東京で学ぶ通学コースを開講中。
マンツーマンで未経験者がゼロからお仕事につなげられるまでにスキルアップできるレッスンは、日本全国から受講生が集まるほど大人気。
通信コースの「出来るまで何度でも添削」や、協会制度を取り入れずにディプロマ取得後の費用が一切不要など、新たなスタイルで習いやすいと好評を得ている。

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