国と国を繋ぐフラワーカーペット


ベルギーで2年に一度の花の祭典が2016年8月12日~15日行われました。

今年で150周年になるベルギーと日本の友好を祝して、今年は日本をイメージしたフラワーカーペットが登場しました。

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繊細で美しい建造物に囲まれた、世界遺産登録をされているベルギーを代表する広場グラン・プラス。見た目の美しさのみならず、数々の歴史をベルギーと共に刻んでいます。

そのグラン・プラスに出現した長さ75メートル、幅24メートル、面積1,800平方メートルの巨大なフラワーアート。約100人のボランティアの手で2年もの年月をかけ、製作されたアートは「フラワー・カーペット」と作品名がついています。

吸い込まれそうなほど巨大なフワラーカーペットには、日本の四季をイメージしたモチーフが使われています。 鶴を囲むのは、日本の象徴の桜です。そして、鯉や松など、着物と見間違うような繊細なデザインに仕上げられています。

日本はそれぞれの四季を楽しみ、季節ごとの植物の風情を大切にする文化がありますね。花や動植物を言葉遊びで表現するなど、独特な文化は世界中から注目を集めています。 そして日本らしい優美な色彩センスは、今もなお他国から驚きと感動を与えています。

ベルギーでも、自然の移りかわりや、フラワーアートを楽しむことを大事にしている点では共通していますね。

60万の花々で作り上げた巨大なフラワーカーペットは、フラワーアレンジメントの域を超えた、両国の友情と文化を尊重し合う記念すべき作品でした。

情報元:Fashion Headline