11月22日は何の日かご存知でしょうか?
数字の並びが「いいふうふ」と読める語呂合わせから、「いい夫婦の日」とされています。耳にしたことのある方も多いかもしれないですね。
現代の忙しい毎日で、つい会話を後回しにしてしまったり、照れくさくて気持ちを伝えられなかったり……この日をきっかけにしてみましょう。
妻や夫、パートナーへ愛する気持ちを伝えるチャンスです。
お花は記念日を素敵に彩ってくれて、いつもとは違う特別感を与えてくれます。
ギフトとして贈ったり、2人で過ごす空間に飾るのも素敵です。
いい夫婦の日は記念日として定着しつつあるため、花屋さんでも旬の美しい花を数多く取り揃えています。花は数や種類も豊富で、予算に応じて調整ができるのも良いところですよね。
「いつもありがとう」と「これからも仲良くいようね」の気持ちを込めて。
いい夫婦の日に向けて、はななびが特にオススメしたい旬の花材「秋バラ」と、フラワーサロンが提案する人気のフラワーアレンジメントをご紹介します。
花選びに「秋のバラ」を
「相手の好みが分からない」、「何を飾れば良いかわかない」そんな時には、旬のお花から選んでみましょう。シーズナブルなお花は、品種も豊富に揃っていて、美しい見た目を長く楽しんでいただけます。
特に、秋に咲くバラは、いい夫婦の日を彩る花として最適です。その理由をフラワーサロンの作品とあわせてお伝えします。
秋バラの特徴
バラはフラワーギフトの定番でもあり、王道と言える存在です。プロポーズや結婚式など、改まった非日常の場面をエレガントに美しく演出してくれます。
秋バラは、春に咲くバラと比べると花数はやや少なめですが、香り豊かという特徴があります。また、昼夜の温度差から色が濃く、涼しい時期にかけて咲くため長くその形を保ってくれます。
優雅でしっとりとした佇まいで、ラグジュアリーな雰囲気を感じさせてくれるでしょう。
色と本数で意味が変わる
色で伝える
バラは種類も豊富で、色ごとに花言葉が割り当てられています。
基本的に良いイメージの言葉が多いですが、例えば赤いバラには「愛情」や「I love you」というストレートな意味があります。
秋に似合うオレンジのバラは、「絆」や「信頼」というこれから人生を共に歩む2人にとって、相応しい花言葉です。
ピンクのバラには「感謝」、白いバラには「心からの尊敬」という意味があるため、お子さんからご両親に向けて贈るのにもピッタリです。
数で伝える
バラは数によっても意味が変わります。
例えば、1本は「ひとめぼれ」2本は「この世界にあなたとわたしだけ」3本は「愛しています」です。これが100本にもなると「100%の愛」になります。最大限の愛情が表せますね。
では、これがもし999本になったら?
正解は「何度生まれ変わってもあなたを愛する」です。一生分以上の愛を伝えられる、ロマンチックな意味がありますよ。
12本の「ダズンローズ」はもっと特別
ちなみに、12本のバラはヨーロッパでは特別な意味を持つ本数として知られています。
「ダズンローズ(Dozen Rose)」と呼ばれ、バラ1輪ごとに「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」の意味があります。
ダズンローズの歴史は、中世ヨーロッパにまでさかのぼります。
ある男性が女性にプロポーズしようと向かう途中、野に咲く花を12本摘んで花束にしました。
贈られた女性は、「YES」の気持ちを返すため、その花束から1輪を取って男性の胸元に挿しました。
この逸話は、今の結婚式でも「ブーケ・ブートニア」として受け継がれています。
また、人前式や披露宴の演出として、新郎がゲストからバラの花を12本受け取って、花嫁に渡すというダズンローズを模した演出も、人気を集めています。
大きなバラのブーケをサプライズに、1輪だけスッとスマートに、いろいろな贈り方で思い出に残る瞬間を作ってみてくださいね。
色と本数を組み合わせて、あなただけのメッセージを花束に込めてプレゼントするのも素敵ですよ。
ギフトにしたいアレンジメントは種類もさまざま!
何か贈ろうにも「相手の好みが分からない」、「何をあげたら良いかわかない」そんな時に。フラワーギフトが最適です。
夏が過ぎて秋になると、心地よい風に色づく花々が多くあります。
シーズナブルな花束から、気軽に作って渡せるプチギフトに、手の込んだ大作まで!
ご紹介するのは、どれもフラワーサロンで生徒さんが作られた作品です♪
旬の花を束ねるギフトブーケ
シックな秋色ブーケ
季節のブーケレッスンで作る、大人の秋色ブーケです。ナチュラルでありながら、コスモスやダリア、バラなど秋に咲く花材をふんだんに束ねて、見ごたえのある仕上がりです。
フレッシュなグリーンを足して爽やかに。穏やかな秋の日のプレゼントに向く、季節感あふれるブーケです。
オータムカラーのドライ風クラッチブーケ
この時期、空の下で風に揺れるパンパスグラスは、秋らしさを感じさせてくれる花材のひとつです。そんなパンパスグラスをメインに、アザミや千日紅など、今だけの花を組み合わせています。
一見ドライフラワーに見えますが、実は高品質なアーティフィシャルフラワーです。
秋のブライダルシーンでも、ドライテイストのブーケは人気で、式が終わってもインテリアフラワーとして長く楽しむ方が多いそうですよ。
飾るだけでオシャレな空間に見えて、喜ばれること間違いなしです!
小さめサイズでもハイクオリティなフラワーギフト
バッグ付きプチ花束
ミニサイズのバッグにプリザーブドの小さな花束が入っています。バスボムとハンカチをいっしょに入れて、オリジナルのギフトセットを作りました。
バッグのまま渡して、そのまま飾れて、置く場所を選ばない、と良いことづくめです♪吊るしたり、寝かせて飾っても絵になりますよ。
それぞれ優しい色合いの花束なので、花だけを出して花瓶に入れて飾ってもエレガントです。
男性にも贈りやすいアレンジメント
ブルー系のお花で、落ち着いた雰囲気のギフトボックスはいかがでしょうか?
異素材の花を組み合わせながらも、同系色でまとまりあるスタイリッシュなアレンジメントです。
男性向けの贈り物として作られた作品で、ボックスに入れれば世界にふたつと無いハイクオリティなプレゼントに。大きすぎないので、さりげなく渡せて相手も受け取りやすいギフトです。
創意工夫でワンランク上のアレンジメントギフト
本格派のバルーンギフトはプロポーズにも◎
バラを印象深い形で贈りたい方へ。
深紅のバラに、黒のリボンがスタイリッシュ。1輪のバラをバルーンで包むと、こんなにも贅沢で高級感ある大人のギフトになります。
本物のバラをプリザーブド加工しているため、上質な美しさをそのまま保つことができます。
バルーンがしぼんでも、バラだけ取り出して長く楽しめますよ。
芸術の秋だからこそ見た目と香りのアートを
こちらは「プラスターフラワー」と呼ばれる、石膏を使ったフラワーインテリアです。
花で彩られた美しい見た目もさることながら、石膏に香りを付けられるので、五感で楽しめるアレンジメントです。
砂糖菓子のような見た目と、心地よいアロマの香りでお部屋をいっぱいにして、大切な人との幸せなひとときを♪
あなたの好きな花で記念日を祝って
フラワースクールの良いところは、すでにたくさんの花材が準備されていて、さらにその種類も豊富なところです。
どんな花を贈ろうか考え中の方は、ぜひはななび登録のフラワーサロンをのぞいてみてください。
フレッシュフラワーから、アーティフィシャル、ドライ、プリザーブドなど、それぞれの分野のプロが講師を務めるサロンはこちらで検索ができますよ。
作る人ももらう人も嬉しいフラワーギフトを、一緒に考えながら楽しく作れます♪
いい夫婦の日を、美しい花々で彩ってみてくださいね。