太陽の光まぶしい、夏真っ盛りの季節がやってきました。
夏が来ると、花のアレンジメントをあきらめてしまいがちになりますよね。
はななび登録中のフラワーアレンジメントサロンでは、夏にも楽しめるレッスンが開催されています。
暑さ続く毎日だからこそ、大好きな花をアレンジしてリフレッシュしてみませんか?
いきいきとした花の姿は、私たちに癒しを与えてくれるはずです。
今回は、夏を彩る花のアレンジメント方法と楽しむためのポイントをお伝えします。
夏アレンジメントのアイディア3選
夏らしい雰囲気を演出してくれる花材と、サロンならではの組み合わせをご紹介します。それぞれの花材を使うときのコツも、一緒に学びましょう♪
ひまわり×スクエアベース
ひまわりといえば、茎を縦にまっすぐに伸ばしているイメージですよね。高さが低めのスクエアアレンジは、いつもとはちょっと違った角度でひまわりを楽しめます。
こちらの作品、ベース部分はミスカンサスの葉で作られています。
ミスカンサスは、グリーンにホワイトのラインが入った涼しげな葉物で、生花を引き立たせる役割をしてくれるので夏のアレンジメントに重宝します。
やわらかくカーブが付けやすいので、夏アレンジにもってこいです♪
淡い色からはっきりした色まで、グラデーションを意識すると、優しく上品なアレンジメントが作り出せます。いつもは元気いっぱいなひまわりも、今回ばかりはふんわりとおしとやかに。上品なアレンジメントがしっくり来ています。
グリーン×ウッドフレーム
パッと壁にかけるだけで、涼しい気分になれる、そんなグリーンアレンジメントです。
多肉植物やフェイクグリーンを使用していて、質感や色合いもリアルです。みどり色が、心を癒してくれますね。
フレームのかすれたホワイトペイントはシャビー感があって、夏のインテリア小物などでよく見かけます。グリーンとの組み合わせで、一気にボタニカルな雰囲気に仕上がります。
気軽にトライできることもあって、夏のレッスンでも人気のアレンジメントだそうですよ。お手入れいらずのオシャレなインテリアグリーンはとっても魅力的です。
ハイビスカス×リース
こちらは、アーティフィシャルのハイビスカスをリースにして、ハワイアンなアレンジメントに仕上げています。ハイビスカスは色鮮やかで、リゾート感ある雰囲気を作り出してくれます。
ブラウンのリースに、グリーンのリーフと、ホワイトの花を差し込んでナチュラルな雰囲気もたっぷり。赤いアネモネが、アクセントですね。
ハイビスカスのアレンジメントには、他にもプルメリアやブーゲンビリアなど南国の花がよく合います。
ひとつ注意したい点があります。それは生花のハイビスカスは、花が1日でしぼんでしまうため、長く楽しみたいアレンジメントには向いていないということです。ハイビスカスをアレンジメントに取り入れたいときは、こちらの作品のように、アーティフィシャルフラワーで作るのがオススメです。
香りからも癒されるハーブアレンジメントのレシピ
ハーブにはさまざまな効能があると言われていますよね。
すっきりとした清涼感があるミント、甘くて優しい香りに心安らぐカモミール、フローラルで清潔感あるラベンダーなど、うだるような夏の毎日に取り入れたいものです。
ぐったり気分を変えてくれる、フレッシュハーブを取り入れたアレンジメントを見てみましょう♪
デコレーションケーキのような、ふんわり感がステキですね♪生のハーブをたっぷりと使った、グリーンリースです。
数種類のハーブに加えて、ブルーベリーやローズ、アザミがアレンジされています。ハーブだけだと、飾るにはやっぱり見た目が少し寂しい…と感じてしまうかもしれません。こちらの作品のようにお好みの花を添えると、華やかさに加えて自分らしさも出せますよ。
リースにキャンドルを添えれば、特別感ある仕上がりに。いつものテーブルが豪華になりますね。制作中のお部屋は、ハーブの香りに包まれて、マスク越しでもわかるほどだそうです。
ひらりと可愛いクレマチスは、つる性なのでリース作りにピッタリです。テーブルを飾るため、上から見ても横から見てもふわっと立体的に仕上がるように工夫されています。
夏のアレンジメントをもっと楽しむために
夏場はどうしても花の持ちがよくありませんよね。
切り花の場合、直射日光が直接の原因というよりは、気温や湿度の上昇で花瓶の中に雑菌が繁殖してしまうのが傷んでしまいやすくなる理由です。透明なベースの場合は特に分かりやすいですよね。菌が増えることによって、切り口から水を吸い上げられず、花が水不足に陥ってしまいます。
長持ちさせるためには、こまめに水を替えて清潔な状態を保つようにしましょう。
また、オアシスなどのフローラルフォームに挿す場合は、茎をできるだけ鋭利に、ななめにカットすると形状が保たれて持ちもよくなりますよ。できるだけ長くいっしょに過ごせるよう、ケアを忘れずにいたいですね。
お近くのサロンで、ぜひアイディアあふれるあなただけの夏アレンジメントを作ってみてくださいね。
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