ワイルドフラワーのアレンジメントで毎日にエネルギーを


悩みの多い日々に、なんだかぐったりしてしまうことってありますよね。

同じルーティンの繰り返しで、好きなことにも興味が持てない…
そんなときに、ワイルドフラワーは私たちに新しいインスピレーションを与えてくれます。


ルボンフィーリング

ワイルドフラワーは、別名「ネイティブフラワー」とも呼ばれ、オーストラリアやアフリカなど南半球が原産の花々です。
「本当に花?」と思わせる多様な見た目で、人の目を惹きつける不思議な魅力を持っています。近年では、身近なフラワーショップでも多数扱われるようになってきました。

バラエティーに富んだワイルドフラワーは、それぞれがとっても魅力的です。ひとつひとつに存在感があって、いつもとはひと味違ったフラワーアレンジメントを楽しむことができますよ。

今回は、平凡な毎日に「生きる力」を感じさせてくれる、ワイルドフラワーのアレンジメントをご紹介します。

大地に生まれたワイルドフラワーをミックスしよう

花束にワイルドフラワーが1本入るだけで、パンチの効いたアレンジメントに早変わり。そのユニークな姿はどこかユニセックスで、ヒーローにもヒロインにもなれる頼れる存在です。
いつものアレンジに変化をつけるヒントをお届けします。

主役級のオーラ漂うアレンジ


ルボンフィーリング

やや紫みを帯びた、マゼンタカラーの花が目に飛び込んできますね。こちらのアレンジメントで使われているのは、プロテアというワイルドフラワーです。ひらひらとした花らしい印象は薄く、花弁がしっかりとしています。画面越しでも手触りが伝わってきそうですね。

プロテアには、「王者の風格」という堂々とした花言葉がありながら、「甘い恋」という乙女チックな花言葉もあります。

たしかに、その凛とした佇まいからは、野性味あるカッコ良さと、隠しきれないエキゾチックな面が感じられます。ユーカリなどのグリーンと合わせることで、ボリューム感も高まって、いきいきと見ごたえのあるアレンジメントに仕上がっています。


Florilege

中央の針刺しに似た花が、ピンクッションというワイルドフラワーです。春にぴったりのアネモネと、色鮮やかなオレンジのピンクッションが互いを引き立てあっています。

こちらの作品では、生花とドライフラワーが組み合わせられていて、ナチュラルながらも見栄えがしますね。

ワイルドフラワーはスワッグに適した花材で、咲き姿の綺麗な時に水から上げておくと、色味と見た目を残しつつドライになってくれます。生花の時だけでなく、乾燥する過程を眺めながら、長く楽しむことができますよ。

「花の魅力をめいっぱい味わいたい」という初心者の方にも、ワイルドフラワーアレンジメントはおすすめです。

可憐なプリマドンナ風アレンジ


アトリエRose成城

ホワイトとグリーンが爽やかで、フレッシュな装いのスパイラルブーケですね。マーガレットのような形をした花が、フランネルフラワーというワイルドフラワーです。見た目は似ていますが、よく見ると花びらから茎まで、ふわふわとした毛で覆われています。

「ワイルド」という単語からは、野性味を感じてしまいますが、ワイルドには「自然のまま」という意味もあります。野原の花のように、みずみずしくいきいきとした魅力を感じさせてくれるのもワイルドフラワーの特徴です。


Deco R Yokohama

真っ白なカスミソウに、セルリアというワイルドフラワーの組み合わせです。ウェディングブーケとして、アーティフィシャルで制作されています。パールの付いたリボンでまとめて、エレガントでリッチなブーケですね。ワイルドフラワーのアレンジメントとしては、珍しく思う方もいらっしゃるかもしれません。

セルリアは、先ほどご紹介したプロテアと同じヤマボウシ科に属しますが、優しく可愛らしい雰囲気を持っています。英語名では「ブラッシング・ブライド(頬を染める花嫁)」と呼ばれていて、ブライダルブーケに向いています。

儚げな印象ですが、生花の場合は茎がしっかりとしていて、大地に根を張っています。太陽の眩しい、乾燥地帯の過酷な環境に耐えられるのも納得です。可憐にたくましく生き抜くメッセージをくれているかのようですね。

まだまだある!多様な楽しみ方

ナチュラルなボックスフラワー


Rose Sofia ローズソフィア

くすみカラーの中に、フランネルフラワーのホワイトが映えて、明るい雰囲気の優しいアレンジメントに仕上がっています。ボックスタイプのアレンジメントは、ギフトとしても喜ばれますね。

ドライにしても楽しめるのがワイルドフラワーの良いところ。これからの季節には、春ならピンク色の花やミモザなどスプリングカラーの花もよく似合います。夏向けには紫陽花や、グリーン系のドライフラワーで涼しげに仕上げてみてはいかがでしょうか?

シャビーシックなバスケットアレンジ


Lily Plus+

ドライカラーの花々に、ピンクッションがアクセントをプラスしてくれるホリゾンタル型アレンジです。なだらかなオリーブがゆるやかなラインを描いて、エレガントな仕上がりですね。アンティークな装いは、ソフトで心地よい空間を演出してくれます。

裏面はよりシックで、落ち着いた大人の雰囲気です。表と裏で違った表情が楽しめるので、玄関のコンソールやリビングボードなど、お部屋のちょっとしたスペースが華やかになります。

いつものアレンジメントに、メリハリを付けたいときにワイルドフラワーは最適です!


植物らしい生命力を感じるワイルドフラワーは、ひとつひとつに存在感があって、組み合わせもバラエティー豊かです。飽きの来ない魅力で、アレンジメントの幅を広げたいあなたにオススメです。


ルボンフィーリング

お近くのサロンでは、センス良く仕上げるアレンジメントのコツをご紹介していますよ。
検索はこちらから♪

今の時代をしなやかに力強く生きるために、パワフルに咲き誇るワイルドフラワーをぜひ取り入れてみてくださいね。