第1回「花との出会い」

はじめまして。
名古屋千種区のプリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー「ローズメロウ」主宰、富永恭子と申します。

catsこの度【Web連載コラム企画】を担当させていただくことになりました。連載コラムをお読みいただき、教室開講のお役にたてれば幸いに存じます。

さて、唐突ですが、私の年齢はとうに半世紀を超えております。
長い年月の果て、お花講師になった道のりをお話しします。

まず、お花との出会いは20代に遡ります。
OL時代、某有名メーカーで、レース服地の柄を描く仕事に就いていました。
刺繍のお花の柄をデザインするお仕事です。
また、その当時仕事に活かせたらと、生け花を習っていました。

その後、色の世界に憧れテキスタイルデザイナーに転身。
この当時のお仕事は、輸出向けの花柄を描いていたので、お花を描く上で花を良く見たり、美術館で絵を見たりと、とにかく綺麗なもの、素敵なものなど感動する事を体感していた時期です。

当時はお花の講師になるなんて夢にも思いませんでしたが、今となっては繋がっていたんだな~とつくづく感じます。

その後、結婚、出産を機にデザインのお仕事を辞め、1年間子育てに専念しましたが、夫の転勤で初めての地、名古屋でトレースの資格を取得し、図面描きやちょっとしたイラストなどを長年在宅でお仕事させていただきました。

IMG_6256CADの普及でトレースのお仕事がなくなり、別天地の歯科医院で医療関係のお仕事をさせていただきました。
今までとは全く違う世界でも長年頑張り、どのお仕事の時も天職だと思い、毎日を楽しく過ごしていました。

しかし、ふとした時に、趣味を持たない人生は楽しくないことに気づき、好きなお花を習おうと思いました。
その時は、お花がある生活は癒されるだろうなーという程度でした。

たまたまタウン紙で見たお教室案内でプリザーブドフラワーが目に留まりましたが、11年程前のその当時は、まだプリザーブドフラワーが今ほど認知されていなくて、もちろん私も見たことがありませんでした。

どうせやるなら未知の世界の物をと思い、お教室通いが始まりました。

正直、最初は少し戸惑いましたが、習っていくうちにプリザブドフラワーの魅力にはまり、しっかりレッスンを積もうという気持ちに変わっていきました。

そして、二度にわたる資格取得の長い道のりが待っていました。
その時はお教室開講するなんて夢にも思わず・・・


■コラム執筆者のプロフィール

富永恭子。
愛知・名古屋にてプリザーブドフラワー教室「ローズメロウ」を主宰。
有名メーカーでレース服地のデザイン、テキスタイルデザイナーを経て、教室主宰者になる。
テキスタイルデザイナーで培った感性による、色彩にこだわったナチュラルなアレンジが支持を集めている注目の教室。
松坂屋百貨店、名鉄百貨店などに出展経験を持つ。
名古屋の一流ホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」が開催するコンテストでは、2005年と2014年に総支配人賞を受賞、さらに優秀賞なども複数回受賞するなど確かな技術力も定評。

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