教室を開いて15年。
生花のみだったレッスンも、今ではプ リザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーのレッスンも行うようになりました。
思い起こせばこの15年。色々な生徒さんとの出会いがありました。
お花を介してお知り合いになれた皆様には心から感謝しています。
私は「日々の生活の中にお花」と提案してきました。
ただお花を作るのではなく、その方のインテリアに添ったお花を作っていただいています。
はなのいえkirara独自のそうした花の色合わせは好評をいただいています。
この色合わせだけは何度もレッスンに来ていただいて、私から盗み取っていただくしかないと思っています。
こうした色合わせは、おそらくカラー サークルなどで学んでできるものではないと思います。
前回も書きましたように「センスがありませんが、不器用ですが」最初におっしゃる言葉ですが、お花を習うのにセンスも器用さも必要ないと思っています。
必要なのは数を重ねることです。お花を習うのにセンスも器用さも必要ないと思っています。
綺麗事ばかり書く気はありませんので正直に書きますが、広がっていく輪もあれば時には小さくなる輪もあります。
今は少し小さくなっているでしょうか。
また大きな輪にすることにはこだわっていないのです。
最初に教室を始めたきっかけは、「本当にお花が好きな人に出会いたい」という気持ちからです。本当にお花が好きな人が周りには少なくなったのか、教室が増えすぎたのか。
今はブログで教室開講の告知ができますものね。
いくら小さな教室でもビジネスの才能がないと・・・。その点私にはビジネスの才能は正直いってありません。
育った環境からか、「私が!私が!」と前に出ることが苦手なんですね。
そんな私のレッスンを受けてくださる生徒さんには、感謝の一言に尽きます。
自分の作ったブーケで結婚式をしたいと、プリザーブドフラワーのブーケ製作にいらっしゃった方はすべてプリザーブドフラワーの魅力に取りつかれてディプロマを取得された生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
その方たちも今はママになり、なかなかレッスンにもこれなくなったのですが、はなのいえkiraraでレッスンしたお花の感覚は決して忘れることなくいつまでも残るはずです。
いつも一輪でもいいからお花屋さんをのぞいて買って飾ってね!って、そんな気持ちを大切にしてほしいのです。
一輪でもお花を飾ったその場所に目をやるたびに必ず癒されるからです。
癒しはお花だけではないかもしれませんが「お花は癒しです」と声を大にして言いたいです。