第1回「いつものアレンジメントに何かをプラスして」

優しい音楽を聞きながら 
アーティフィシャルフラワー  プリザーブドフラワー
武蔵小杉 中原市民館  古淵教室 Happy rose

こんにちは。

この度は、はななび様からのご縁をいただきまして、ありがとうございます。
『いつも同じアレンジメントになってしまう』という悩みの改善出来るご紹介記事と【季節のイベントアレンジメントの具体的な飾り方】などのテーマを頂きました。
どうぞよろしくお願いします。

季節のイベントをテーマにアレンジメントを楽しむ。

日本には肌で感じる美しい四季があります。 

爽やかな夏の風には、涼しげなサマーキャンドルアレンジメントがぴったり。
今年は選んだ事のない「シーグラス」を花材の1つに選んでアレンジメントしてみました。いつもと違う物を取り入れてみると、アレンジメントも変わってきます。

今の季節ですと、ハロウィーンでしょうか。
白いカボチャはお部屋に合わせやすく人気です。

スプレーで好きな色に色づけて、花材を自分で作るのもデザインのうちですね。
枠組のブーケなどは 、ワイヤーに工作シート、高級包装紙の質感にも拘って利用したり、美しい布の柄をデザインの一部としたり……手作業を加えると個性豊かな仕上がりになります。

アンテナを張り、めぐり来る季節を感じてみましょう。秋晴れの空に、グリーンのループ。涼しくなった風、揺れる花びら、彩り美しい食材etc. 
お気に入りの街の風景からも取り入れることができます。アンティークショップを訪れたり、画集を開いたり、美しい景色やラグジュアリーホテルのインテリア……
目に焼き付けたいシーンは日常の中にも潜んでいます。

新しいものに挑戦して、感性を磨いて

新しく何かを習って取り入れることも、感性が磨かれます。
キャンドルを習いに行ったお教室のセンスはとても素敵で、魅せられてしまいました。アトリエのドライフラワーの飾り方なども勉強になりました。

tea timeのおもてなしも素晴らしく、ウェルカムドリンクは、エルダーフラワーのシロップのサイダーでした。5月にご結婚された、ヘンリー王子&メーガン王妃の結婚式にも、ウェディングケーキにスイートな香りのエルダーフラワーが使われていました。
スモークツリーの揺れるお洒落なおもてなしは心地よく、ふわっと豊かな気持ちにしてくれました。

とある京都の十五代続く華道家の方は「伝統をそのまま受け継いで教えていくのではなく、伝統と新しい何かをプラスして、クリエイティブなものを次世代に渡していきたい」とおっしゃていました。

伝統を受け継いでいくだけではなく、時代に合わせて進化して生かさなければ価値がない。

時には、自分のアングルをガラリと変えてみてはいかがでしょう。


■コラム執筆者のプロフィール

福原 恵 

優しい音楽を聞きながら、日常の中にゆったりした時間を提供。
初心者さんを対象としたマンツーマン、少人数制のお花の教室プリザーブドフラワー&アーティフィシャルフラワー【Happy rose 】を主宰。

小さな頃からリビングのお花を眺めて育つ。
風で揺れるお花が好き。
ヒーリング音楽を聞きながら生徒さんの感性が豊かになるレッスン。お花と触れる、一人一人の向き合う時間を大切にした指導をしている。

約10年、様々な著名な先生から直々に生花・プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワーを習得する 。
プリザーブドフラワーの【デュプロマ】を取得。その後 、プリザーブドフラワー全国協議会技能検定1級を取得。

日本橋三越ディスプレイ参加
品川プリンスホテル ウェディングディスプレイ参加
ワークショップ、カルチャーのアシスタント、カルチャー講師等の経歴を持つ。
現在は東横線、目黒線、南武線武蔵小杉駅、中原市民館と横浜線古淵駅で自宅教室を行っている。

ガーデンのグラデーションの美しさが見本。移り行く秋色紫陽花。ルノアールの色彩。アンティーク食器の芸術性etc. 繊細でフェミニンなアレンジメントetc.

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