クリスマスリースでステキな時間を演出
季節の訪れを足早に感じる11月…
そろそろクリスマスリースを作り始める頃。幸せや魔除けのシンボルの馬蹄型リースをドアに掛けたり、ウェルカムリースとしたり。花瓶にボーゲンブーゲンをゴージャスに飾って、お客様をおもてなしして、訪れるクリスマスを楽しみたいですね。
リースは、季節ごとに取り入れる方々も増えて、身近な存在になりましたね。アーティフィシャルフラワーで1本1本貼り付けて作った、白い粉雪を纏った氷室杉をイメージしたもの、ツリーと同じ花材で作ってお部屋をコーディネートしても楽しいですね。
クリスマスソングを聞きながら、アドベントとして楽しめるリースや置き型のテーブルアレンジメントを作ってもステキな時間が過ごせます。
「アドベント」とは「到来」という意味で【救いの主の到来を心待ちにする時期】なのだとか。
ヨーロッパでは11月30日に一番近い日曜日から、クリスマスに向かって楽しむ時期をアドベントというそう。リースに4本のキャンドルを立てて、日曜日ごとに1本ずつキャンドルに火を灯していきます。
冷たい木枯らしが吹く季節は、ドアを開ければ温かいキャンドルが!灯す火が増える度に喜びごとが近づくのも嬉しいですね。
アドベントリースを作って、テーブルランナーやクリスマスの絵柄のお皿などとインテリア丸ごとクリスマスにコーディネート。急ぎ足で行ってしまう12月だからこそ、他愛ないtea timeの時間も大切にしたいものです。
ケーキに挿す様な細いスティックタイプのキャンドルを数本まとめたものをいくつか作って、アドベントリースに斜めにワイヤーで留めます。さらに、シナモンスティックのようにリンゴなどの小物と飾りつければ、壁掛けとしても楽しめます。
ナチュラルスタイルで癒しを
オアシスに水をたっぷり吸わせた、生花のナチュラルスタイルは、ヒバの色や氷室杉、檜の香りで心がほどけていきます。クリスマスリースの氷室杉、檜、ヒバを生花で、お花はアーティフィシャルフラワーで作ると、ミラーボールなども映えます。プリザーブドフラワーの杉は色落ちしますので向かない様に思います。
【ヨーロピアンスタイルとは、型にはまらないもの】といわれています。色々なスタイルを色々な先生方に習いましたが、定義も様々で、教え方も様々でした。勿論、共通する不動の美しい理論もあります。
自分に合う、「魅せられるアレンジメント」のスタイル確立に正解はないのではと今では思っています。学びながら生徒さん達と歩んでいます。
好きな物を探索し続け、新しい時代に向かっていく。美しい植物が大自然の驚異にさらされながらも、ゆっくりと順応していく。そんな、風に揺れる花のように、どこかで咲いていたいですね。
拙い文章にお付き合いいただきましてありがとうございます。はななび様には大変お世話になり、心より御礼申し上げます。