バレンタインデーと言えば、日本では「女性から男性にチョコレートを渡す日」として定着していますよね。
海外では、愛や感謝の気持ちを込めて「大切な人に花を贈る日」とされています。最近では日本でも「フラワーバレンタイン」が少しずつ浸透してきて、花を贈る方も増えてきました。
想いを伝えたいあの人へ。
言葉は無くても大丈夫です。「素敵な花を見かけたから」そんなちょっとした、温かい気持ちを形にしてみましょう。
恋人や友人、家族、誰から誰に渡しても大丈夫です。花束を渡した時の、喜んでくれる顔を想像してみましょう。お互いが幸せな気分にひたれるはずです。
今回、はななびでご紹介するのは、フラワーバレンタインに作りたいフラワーアレンジメントです。定番の花から季節の花まで、あなたの作ってみたいアレンジメントがきっと見つかりますよ♪
相手の笑顔を想像して花を束ねる時間は、作る側も笑顔になってしまう心豊かなひとときです。
「花材×色」で選ぶバレンタインブーケ
「バラ×赤」でぐっとエモーショナルに
真っ赤なバラにグリーンを添えて。チューリップやラナンキュラスを赤系の色で合わせつつ、チョコレートコスモスを差し色に使ってニュアンスをプラスしています。
花全てをバラにしてもロマンティックですが、旬のお花といっしょにすると、もっとカジュアルでお部屋に馴染みやすいブーケになります。
ブーケ保存専門店「シンフラワー」が2021年に行ったアンケートでは、「赤いバラ」がプレゼントされて嬉しい花の第1位でした。
バラの花言葉は「あなたを愛しています」というストレートなものです。年に1回のバレンタインだからこそ、いつもは隠しがちな気持ちをそのまま表すチャンスですね。
「ラナンキュラス×ピンク」でときめきを忘れない
ふんわりと丸い花姿で人気のラナンキュラスは、オレンジがかったサーモンピンクカラーであどけない少女のようなかわいらしさがあります。
春の花をスパイラルに組んで、春爛漫といった様子です。のびのびとした豆の花も、良いアクセントになっていますよね。
生花のラナンキュラスは、2月が旬のため花持ちも抜群です。見ている人を癒してくれる、柔らかく優しい花姿を長く楽しむことができますよ。
写真のように、ラッピングをするときには同系色のカラーを使うとまとまりが良く、はじめての方にオススメの合わせ方です。
全く同じ色にしてしまうと、花が目立たなくなってしまうため濃淡をつけて選ぶのがポイントです。
ブーケの雰囲気や贈りたい相手のイメージに合わせて変えてみましょう。
「チューリップ×イエロー」で最上級にハッピー
多幸感あふれるイエローの花たちが、しんとした冬の空気を明るくしてくれます。春を先取りするような、あたたかくて明るい気持ちになりますね。チューリップをメインに、ふわふわのミモザや透け感美しいスイートピーをたっぷりと使ったアレンジメントです。
アーティフィシャルフラワーのため、花瓶に挿すだけでなく、置いて飾ってもOKです。
チューリップの花言葉は「博愛」なので、性別や世代問わず贈りやすい花と言えます。感謝を伝えたい相手に、気取らずラフにプレゼントできるのが良いですね♪
プラスαであなただけのバレンタインアレンジメント
もうひと手間かけて、より特別感を出したい方に。バレンタインならではの要素と、自分らしさをプラスしたアレンジメントの方法はいろいろありますよ♪
ボックスアレンジメント
プリザーブドのミニローズがぎゅっと敷き詰められていて、とってもかわいいですね♡
チュールやホワイトパールを加えて、フェミニンでエレガントな装いに仕上がっています。
制作中の様子をのぞいてみると、実はかなりコンパクトなサイズです。ピンセットを使って、パーツをひとつひとつ丁寧に入れていきます。
小さなボックスにこれだけのバラが入っていると、とっても贅沢な気分になりますね。
うっとりしてしまう見た目で、飾るだけで華やかな気持ちにさせてくれます。
ふんわりとカカオの香りが漂ってきそうな、チョコレート色をしたバラメインのアレンジメントです。ブラウンのグラデーションにピンクのバラを挿し込んで、ビターに甘い雰囲気です。
チョコレートカラーの花は、バラ以外にもコスモスやチューリップなどがあります。クローバーやドラセナなどは、葉ものでブラウン系の色があるため、アレンジに足すとぐっと大人っぽくこなれた印象になります。
よく知っている花でも、色味を変えると新鮮味を感じますよね。茶系の色は、おしゃれでアンティークのような落ち着きを与えてくれる色でもあるので、ぜひインテリアのひとつとして取り入れてみてください♪
ハート型アレンジメント
バレンタインだからこそ!甘めな雰囲気で作りたい方に。バラに囲まれた花園をイメージしたような、エレガントでリッチなハート型のリースです。
ベースのリースをホワイトにして、色と大きさの異なるバラをレイアウトしています。ここまでバラをたっぷりと、ふんだんにアレンジすると存在感も抜群です。
ブライトな見た目で、ウェディングでも活躍しそうですね。結婚を控えたプレ花嫁さんにもイチオシのバレンタインアレンジメントです。
桜のシーズンまで、あともう少し。春を待ちわびる今の時期に、ピッタリな桜のリースです。
ふんわりしたリースに、小さな鞠のオーナメントとウッドチップの桜がアクセントになっています。3月のひな祭りの時期にも向いています。今から飾って春先まで楽しめますよ♪
和テイストがお好きな方に贈りたいアレンジメントです。
こちらのアレンジメントは、甘くスパイシーなシナモンで花器を手作りしています。今にも香ってきそうですよね。シナモンの香りには、孤独感を癒し、体を温めてくれる効果があると言われています。
寒さ厳しい冬に、ピリリと活力を与えてくれて前向きな気持ちにさせてくれる、頼りになる花材です。
花はドライフラワーを使っているので、インテリアフラワーとして場所を選びません。ゆったりと過ごしたい、寝室に置くのも良いかもしれませんね♪
生徒さんのアイディアが詰まった、気持ちのこもった作品です。
バレンタインフラワーに、決まった形はありません。あなたの気持ちを素直に束ねてみてくださいね。今回の記事がプレゼントの参考になれば嬉しいです。
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