日々お花に携わっている皆さんなら、フラワーアレンジメントには「基本形」というものがが存在することは、既にご存じでしょう。
応用の土台となる「基本形」ですが、時には、あえて忠実に基本形で表現してみるのもよいものです。
神奈川県足柄下郡湯河原町の「花の学校」では、基本形に関するレッスンが多く開講されています。今回は、花の学校の作品の中から、今この時期に押さえておきたい基本形アレンジをご紹介します♪
フラワーアレンジメントの基本形とは
言葉通り、フラワーアレンジメントの基本となる形のこと。
生け花でいうところの「流派」がフラワーアレンジメントにも存在し、それにによって基本形の分け方が異なりますが、11~17種類に分かれているのが一般的です。
基本の形を覚えておくことで、花材や花器を変えたり、大きさや高さを変えたりと、さまざまに応用してアレンジを楽しむことができるようになります。
また、基本形が実についていると、自由にアレンジを施す際、よい位置に花を置く力がアップするのです!
物事なんでも、基本・基礎が大切と言うものですよね。基本形をマスターして、アレンジの幅を広げていきましょう。
クリスマスにぴったりな基本形作品
先ほどお伝えした通り、基本形には数多くの種類が存在します。
その基本形の中から、間もなくやってくるクリスマスのアレンジに使用できそうなものをピックアップしました!
コウン
コウン=coneで、すなわち円錐形を意味しています。コーンと表記することも。道や駐車場にある、「カラーコーン」の「コーン」ですね。
こちらは360度展開で、どの方向から見ても楽しむことができます。
もうお分かりかと思いますが、このフォルム、まさに「クリスマスツリー」ですよね!クリスマスカラーの花材を使ってアレンジしてみるのはいかがでしょうか。
ヴァーティカル
ヴァーティカル(バーティカル)は、垂直型で片方見のアレンジメントです。片方見とはつまり、180度、片面にだけ花材が配置されているという状態を指します。
この作品写真は、先ほどのコウンと差がない円錐型にも見えますが、実際には円錐を半分に切った形をしているのです。
こちらも、クリスマスツリーに似た形をしていますね!
ヴァーティカルの場合、裏側の断面は平らです。そのため、飾る場所の奥行きをあまり必要とせず、スペースに余裕がなくてもすっきり飾れるというメリットがあります。
この作品の半分より上の花材は、花面が上を向いていますね。これが、ヴァーティカルを美しく仕上げるコツです。
花の学校ではアレンジメントの基本形が無料で学べる
今回ご紹介した花の学校は、なんと、入会金・受講料・会費が全くかからず、どのレッスンも無料で受けることができます!
かかるのは、レッスンに参加した際の花材代のみ。
無料だからといって、レッスンの内容が浅いといったことは全くありません。生花とプリザーブドフラワーの両方を、深く学ぶことができます。
また、インストラクター資格やライセンスを取得できる、本格的なコースも多く設けられているのです。
花の学校のanna先生は、「心に豊かさや潤いのある、花のある暮らしをたくさんの方に過ごして欲しい」とお考えです。取り掛かりやすい価格設定にも、そのお気持ちが表れていますね。
レッスンは、神奈川県の湯河原町や静岡県の熱海市で、公民館などを借りて開かれています。
基本的には地域密着型で地元の方向けの教室ではありますが、無料で基礎から学べることを考えると、少し遠くからでも通う価値があるのではないでしょうか。
お子様向けのレッスンもありますので、親子で通われるのも素敵ですね!
湯河原・熱海といえば有名な温泉街でもありますね。レッスンでお花に心癒された後は、温泉で日々の身体の疲れを癒してみるのはいかがでしょう♪
花の学校のホームページから、体験レッスンへの申し込みを受け付けています。詳しい内容はこちらから!