雨粒に濡れた新緑も色味を増し、春から夏へと季節の移り変わりを実感する季節になりました。
春の楽しみといえば、なんといっても、生花の魅力を存分に楽しめること。皆さんも思いのままにお花を楽しみ、たくさんのパワーをもらったことと思います。
ところで、これからの季節に大変になってくるのはお花をキープするということ。お花の美しさや水の清潔さを保つには、これまで以上のお手入れが欠かせません。
今回は、そんなお悩みを解決する話題の仏花をご紹介します♪
水換え要らずのラクチン仏花アレンジ
東京・八王子市の「Fairy’s Garden」は、八王子・立川・多摩エリアから多くの生徒さんが集うフラワーアレンジアトリエ。少人数予約制の隠れ家的な癒し空間だと人気を博しています☆
そんなFairy’s Gardenを主宰するミキ先生が提唱しているのが「プリザーブド&アーティフィシャルの仏花アレンジ」なのです。
こちらのアレンジは、プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワーを組み合わせた生徒様作品です。
おうちでご家族にお供えするために作られたとのこと。想いを込めて、お花をひとつひとつ配置していく時間は、なにものにも代えがたい幸せなご供養の時間になりますね。
生花を使わないアレンジは、水の傷みを心配しなくていいというのが1番のポイント!
生花を美しくキープしようとすると、特にこの季節は水が傷みやすく、水換えにともなう花器や茎の洗浄、切り戻しなどの細かい作業の頻度が上がりますし、その作業を後回しにするとあっという間にお花に悪影響が。それに、お供えのお花を切らしてしまうことも避けたいですよね。
その点、プリザーブド&アーティフィシャルの仏花アレンジなら、忙しい毎日の中でうっかり枯らしてしまった!ということもなく、安心です。
選べるスタイルが嬉しい
今回ご紹介している仏花アレンジは、生花を使っていないということが特徴です。
生花以外の花材といえばプリザーブドとアーティフィシャルですが、それぞれに得意なスタイルのアレンジというものがあります。
アーティフィシャルフラワーを使った仏花アレンジ
このアレンジは、花瓶に挿して使えるタイプ。アーティフィシャルフラワーを使って作られています。アーティフィシャルなら、茎の部分が自由に折り曲げられますから思い通りの高さに調整できますね。
ご自宅にある花器に合わせて、手軽に上手に飾ることができますよ♪
そしてこの作品にはもう1つ大きな特長が。
百合の系統の花を生花で扱うときに付いて回るのが、花粉問題と香り問題です。花粉はきちんと取り除くことが必要ですし、飾る場所によっては豊かな香りが生活空間の邪魔になってしまうことも。
アーティフィシャルフラワーを使えば、その問題を一切気にすることなくお花選びを楽しむことができるんです!
プリザーブドフラワーを使った仏花アレンジ
淡い色味でまとめられた優しい雰囲気の仏花です。
こんもりと隙間なく配置された花たちからは、プリザーブドフラワーならではのリズム感を感じます。
小さな花びら1枚1枚の柔らかいテクスチャーが見た目にも感じられ、全体の丸いフォルムも相まって、ふんわりとした色調が引き立っていますね。
どんな角度から見ても美しい、シンメトリーなフォルムの作品なら、飾る場所を選びません。
思いやりの心が生み出す作品の数々
ミキ先生は常々、生徒様たちに「手作りを通して、癒しとリフレッシュを感じて頂きたい」と考えていらっしゃいます。それは、忙しい毎日を送る方たちこそ、お花に触れて生活に彩りを加えてほしいと思っているから。
毎年6月にプリザーブド&アーティフィシャルの仏花アレンジをご提案されているのも、少しでも楽しく気楽にこの季節を過ごしてもらいたいという先生の優しさなのですね。
Fairy’s Gardenでは、仏花アレンジの他にも、これから夏へ向けてのレッスンを豊富にご用意。
毎年恒例となっている夏休みレッスンの詳細もちょっとずつ発表されています。
左写真はキッズレッスンのクリアバッグ。
この作品に使われている内袋は、なんとミキ先生の手作りだそう!お子さんの夏休みの思い出作りにいかがでしょう♪
右写真は「大人の自由工作」と題した、デイジーと多肉植物の壁掛けBOXです。
お子さんと一緒に受講されてもOKですし、お1人での受講ももちろん歓迎とのことですよ。
夏だけの期間限定レッスンについてや、フリーレッスンについてなど、詳しくは、Fairy’s Gardenのブログをご確認ください♪