ひとくちにお花のアレンジといっても、扱う花材の違いや目指すスタイルまで、そのジャンルは様々。お教室ごとに、得意とするアレンジメントに幅があります。
今回ご紹介するのは「わかりやすくて美しい!」と注目を集めているイギリススタイル。
兵庫・神戸市で人気のAtelier June(アトリエジューン)では、どのような作品が生まれているのでしょうか?
フラワーアレンジメントのスタイルとは
日本で目にする機会の多いフラワーアレンジメントスタイルには、ざっくりと「ドイツ」「イギリス」「フランス」「アメリカ」の4種類があると言われています。
もちろん協会ごとに呼び名は様々ですが、もともとそのアレンジが発展した国によって区別されています。
アメリカンスタイルはクラシックスタイルとも呼ばれ、日本に持ち込まれたフラワーアレンジメントとしては歴史の古いものです。もともと教会の装飾から発展したと言われており、平面的にシンメトリーなフォルムを目指すものです。
それに対してヨーロピアンスタイルは全体的に、花それぞれのもつ個性を生かす形でのアレンジが多く見られます。
フランススタイルは、茎を目立たせず、花と葉を強調するように配置し、華やかに動きのある形を目指すスタイルです。
沢山の本数のお花をギュッと集めたような存在感と、自由な動きが特徴と言えます。
ドイツのスタイルは、職人気質の強いドイツらしくしっかりとした理論で、バウハウスデザインの流れを汲んだ合理的かつ機能的なアートの息吹が感じられるものです。
イギリススタイルとAtelier Juneの作品
イギリススタイルは、グリーンをふんだんに使い、花の茎や枝などのラインで空間に映えるようなフォルムを目指すアレンジです。
シンメトリーな型を基本として、立体的に構成し、見せる茎や葉の散らし具合で空間を演出していくのが特徴と言えるでしょう。
初めてアレンジメントを習われる方でも、このような素敵な作品を仕上げることができるのは、FWJ(フラワーワークスジャパン)のアレンジメントルールに秘密があります。
Atelier Juneで学べるFWJのイギリススタイルには、どなたにも分かりやすいアレンジメントルールがあり、それに沿って作っていくことで、基本を身につけながら、応用のきく技術へと展開させることが可能になるのです。
同じデザインでも花材を変えればガラッと印象の違う作品になりますよね。
自由にお好みのセンスでアレンジメントを構成する前段階に、わかりやすい決まりにのっとってフォルムを形作る学習ができるというのは初心者さんには安心ですね。基本が身につけば、すぐにでも違った花材でオリジナリティーを発揮することができることもイギリススタイルの楽しみです。
自然のままの茎の形が、流れを生み出して美しく仕上がっていますね。このナチュラルさもイギリススタイルの魅力です♪
カッティングガーデンが楽しい♪
イギリスの園芸文化といえば、イングリッシュガーデンがすぐに思い浮かびます。お庭を美しく整え、その豊かな空間を楽しむことはイギリス伝統の文化。
Atelier Juneのレッスンでは、お庭のハーブやグリーンを摘んでアレンジメントに活かすという、カッティングガーデンのレッスンもおこなわれています♪
どなたにもでも安心な体験レッスン
こぼれんばかりのモッコウバラに囲まれた、Atelier June。
初めて訪れてもすぐにたどり着けますね。この写真のみならず、Atelier Juneのブログでは体験レッスンについて詳しくご紹介くださっていますので、安心して体験に伺うことができますよ。
色とりどりの花材。先生が丁寧に、何をどのように扱うとよいのか、教えてくださいます。
初めてのアレンジメントがこんなに美しく仕上げられるなんて、イギリススタイルアレンジメントの魅力にはまってしまう方が多いのにも納得!
体験レッスンの詳細についてはこちらからご確認くださいね。