フラワーアレンジメントとは

フラワーアレンジメントとは、目的や用途に合わせてお花をレイアウトし、飾りつけることです。フラワーデザインとも呼ばれています。
また、カゴや鉢に吸水性のスポンジを入れ、お花を飾りつけたものを指す場合もあります。

様々な目的で使われるフラワーアレンジメント。結婚式では、テーブルの上の飾りや、花嫁が持つブーケなどに使われ、華やかなウェディングを演出しています。また、母の日や敬老の日、開店祝いなどの贈り物として利用されることも多いです。お祝いのシーンだけではなく、お葬式などのお供えの花として使われることもあります。

フラワーアレンジメントに使われるのは、生のお花(生花)だけではありません。
枯れないお花、と言われるプリザーブドフラワーや、アーティフィシャルフラワーなども使われます。また、花の部分だけではなく、茎や葉をはじめとして、枝や木の実などを使うこともあります。

平安時代から花を愛でる習慣があった日本では、もともと華道(生け花)が盛んでした。海外からフラワーアレンジメントが日本に入ってきたのは、戦後のことだと言われています。

では、生け花とフラワーアレンジメントの違いはなんでしょうか。
それには様々な意見がありますが、お花の量に関していうならば、生け花は、できるだけ少ない数のお花を使って表現することに対し、フラワーアレンジメントは、たくさんのお花を使って表現する、という違いがあります。


FLORAL STYLE – R

フラワーアレンジメントを学ぶと、自分の好きなお花を使って、暮らしを豊かにすることができます。いろとりどりの季節のお花が飾られていると、おうちの中もパッと明るく華やかな雰囲気になりますね。

また、趣味としてフラワーアレンジメントを楽しむ他に、仕事にすることもできます
フラワーショップはもちろん、お花を飾る機会の多い結婚式場やホテルなどでも、フラワーアレンジメントの技術を役立てることができるでしょう。
その他にも、フラワーアレンジメントに関する資格を取得し、講師として活動するなど、幅広い活躍の場があります。

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