はじめまして、
プリザーブドフラワー教室を開講しております
株式会社マリアージュカンパニー代表
フラワーマリアージュの松尾弘美と申します。
この度は、はななび様よりブライダルについてのコラムのご依頼をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
現在は大阪(中之島)、東京(恵比寿)、神戸(元町)、福岡(天神)でサロンを運営しております。
「お花のある暮らしの素晴らしさを日本中に広めたい」という理念を掲げていらっしゃる、はななび様よりこのような機会をいただけたこと、大変嬉しく思います。
サロンを開講して7年になりますが、これまでの経験が、これからご結婚式を迎えられる花嫁様やご家族、またお花が好きな方々に少しでもお役に立てればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
プリザーブドフラワーとの出会い
私がプリザーブドフラワーに出会ったのは7年前。自身の結婚式でした。
大阪出身の私と長崎出身の夫。結婚式は親族のみで、場所は両家に来ていただきやすい所、福岡に決定しました。ただ遠方での挙式では生花だと枯れてしまう…
また、挙式後はすぐに旅行に行く計画があり、自宅に持って帰ることができない。
せっかくのブーケは当日のみ。
何かいい方法は?とインターネットで検索したところ、枯れないお花プリザーブドフラワーというお花があることを知りました。
当初はお花の知識や経験もなく、自分で作るということは検討しておらず、ただ、枯れないお花があるということに衝撃を受けました。
早速、式場で確認してみると、生花以外にプリザーブドフラワーを選ぶことができるということ。
(確認するまでは生花のブーケの中から選ぶ選択しかありませんでした)
ただ、金額は生花の1.5倍。同じ金額だと随分小さくなっています。また、あまり気に入るデザインのものもなく、どうしようかと悩んでいたところで再度、調べて見つけたのが「ブーケを手作りできる教室」でした。
「大阪近郊」で「自宅から行ける距離」そして「お花の雰囲気が可愛いところ」を見つけて体験レッスンへ。
一人で知らない場所へ行くということは、大変勇気がいりました。今サロンを開講してますが、お越しくださる皆様も同じ気持ちだと思います。
はじめての体験レッスン。
何もわからないまま向かったのは、お花屋さんの一角で開催されているレッスンでした。
テーブルに案内していただき、ご用意してくださったお花。ピンク色のローズやあじさい、とっても可愛かったです。花材の色は決まっていて、まずはお花の下準備からのスタート。そしてアレンジ。
できるかなと不安ながらも、丁寧に教えてくださったので、はじめてでもとっても綺麗に完成することができました。
この時は、今までに経験したことのない達成感と喜び、最後のリボンやパールを添えると「かわいい!!」心の中で大絶叫でした。
本当に嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。
これが、はじめてプリザーブドフラワーに出会ったきっかけです。
お花に触れている時間、完成するまでの過程、完成した時の達成感。
穏やかで、心が躍り、幸せいっぱいの気持ちになれるフラワーアレンジメントに魅了されたきっかけでもありました。
そして自身の結婚式のためにブーケを手作りしてみたい、という思いが芽生えたのです。
次回は制作に至るまでをお伝えしたいと思います。