こんにちは。目黒・五反田エリアにてプリザーブドフラワー教室【FLORAL STYLE – R】を主宰しております中沢玲子です。
全6回のコラムを書き始めてから、もう4回目!早いですね。
前回は、プリザーブドフラワーの色使いについて書かせて頂きました。
色もそうですが、お花自体の種類がどんどん増えています。
特に、「和」のアレンジに使えるお花が増えてきたのが嬉しいことの1つです。
今回、その「和のプリザーブドフラワー」の活躍についてご紹介しようかと思います。
私のお教室でもFLORAL STYLE – R Courseの中で、Beginnerを除く全てのCourseに
和風のアレンジメントをカリキュラムとして入れています。
というのも…昨今のプリザーブドフラワーの活躍の場として大きく伸びているな~と実感していますのが、仏壇や故人を偲ぶお花としての「仏花」としてのプリザーブドフラワーです。
その流れにきちんと沿ったカリキュラムにしています。
ローズとは、扱いが違うところがありますので、覚えて頂くためです。
ここ最近の梅雨時期から夏にかけて、生花だとお手入れが大変ですので、「お盆の帰省にアレンジメントを作って持って帰りたい」など生徒様からのご要望が多くなるのもこの時期です。
生徒様には、レッスンの際の花材を説明させて頂いていますが、意外にもプリザーブドフラワーで和のお花があると知らない生徒様も多いのが現状です。
以下、写真と共に、今までのオーダーやレッスンで使った花材を紹介していきます。
こちらは、仏壇に飾るものを作りました。
手前の薄い黄色の「シンビジュウム」を中心としたアレンジメントです。
大きくて立派ですので、仏壇の中が華やかになったと喜ばれました。その後ろに白と緑の「ピンポンマム」。
丸くて可愛い形から、和風にも洋風にもアレンジできる花材です。こちらのアレンジメント、仏壇の左右に飾るために2点オーダー頂くことも多いアレンジメントです。
こちらも、仏壇用にとオーダー頂いたアレンジメントです。手前の白い「ガーデニア」をポイントにしたアレンジメントです。このガーデニアも立派で、使うことでとても豪華な感じに仕上がります。
こちらはお悔みのお花としてオーダー頂きましたアレンジメント。
こちらは大きさがありますので、ローズも数種使っている中に、先程も使ったシンビジュウムに加えて、手前に見えています「カラー」と左後方に「デンファレ」を使っています。
これらも、よく和風のアレンジメントに使う花材です。もちろん、こちらでもローズに合わせたりと洋風のアレンジメントに使えます。
こちらのアレンジメントは、お正月のアレンジメントとして作りました。
特に目に入ってくるのが大きくて立派な「胡蝶蘭」。こちらは、比較的新しい花材です。これだけきれいな胡蝶蘭のプリザーブドフラワーは、見たことがないと生徒様にも言われる花材の1つ。確かに、こちらの胡蝶蘭は、本当に立派です!!そして、その反対側に紫色に見えますのが「和菊」です。日本の花として高貴なイメージがあるのではないでしょうか。こちらも、お正月の縁起物に使うだけではなく、先程から紹介していました仏花にも良く使われる花材です。
今回の「和のプリザーブドフラワー」いかがだったでしょうか?
まだまだプリザーブドフラワーを始めたばかりの生徒様からは、見せた時に驚かれたりすることも多いです。プリザーブドフラワーといえば、ローズがメインのように思われがちですが、ここに紹介したもの以外にもぞくぞくと開発が進み種類が増えています。
そんなことも知っていただき、プリザーブドフラワー楽しんでいただけたらなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回も楽しんでいただけますように・・・☆