自由が丘・都立大学エリアのプリザーブド&アーティフィシャルフラワー教室RECREOの西村です。
今日は、私がどのようにお花の教室として活動の場を広げることができたのかをお話したいと思います。
ディプロマ取得後、すぐお教室を開講したか?
いいえ、そうではありません。
何年ものブランクを経てJPFAの認定教室を開講しました。
何でブランクがあるの?と言われたら、当時まだ自分が講師としては未熟だと感じていたからだと思います。
ディプロマ取得=お花の先生ではありません。
ディプロマ取得をしても尚、勉強し続けました。
生花も含め、様々なスクールに通いプリザーブドフラワーに生かせる技術やデザインはないか?自分なりの独自のスタイルでプリザーブドフラワーの魅力を伝えられる講師になりたい!そんな気持ちを秘めて費やした数年の後、レクレオが誕生いたしました。
RECREO(レクレオ)とはスペイン語で「癒し・憩い」という意味。私が生み出すフラワーアレンジで多くの方に癒しをもたらすことができたらという思い、そして長年習っていた大好きなフラメンコ。
そこからスペイン語にしようと決めたのです。
お花の先生としてスタートした時は、もはやプリザーブドフラワーは、珍しいものではなく、すでに多くのカルチャースクールでフラワー講師は飽和状態となっておりました。
資格は早く取得したものの、始めた時期は決して恵まれてはいませんでした。
駆け出しの私が世間に周知してもらうにも、カルチャースクールは飽和状態、今のようにSNSが発達していない時代、頭を抱えながらスタートしたお教室でした。
そんな時に、親しい友人と食事をした際にふとこぼしたことが、転機となりました。友人は派遣会社パソナさんに登録していて、当時派遣社員として仕事をしてました。
派遣会社には登録しているスタッフさんのために福利厚生の一環として、様々なサービスを提供しているのです。
パソナさんは当時、自社でカルチャースクールを開催していました。
友人の勧めで「パソナで講座をやってみたら?」とのアドバイスがありました。
善は急げ!と言わんばかりに早速、パソナさんの本社を訪れました。
そこには目も眩むようなラグジャリーな空間が広がっておりました。
パソナさんの施設はどこも素晴らしく、当時表参道でカルチャースクールを 持っており、
ありがたいことにスムーズに講師活動をスタートさせることができました。
お蔭さまでプリザーブドフラワー講座はパソナさんで人気の講座となり
1ケ月で2度講座を行わせていただくこともありました。
パソナさんの元スタッフさん達とは、 実は10年以上の交流があり、
現在も主宰にお越しくださり、 フラワーレッスンを楽しんでいただいております。
レクレオを忘れないで足を運んでくださるスタッフ様たちとの出会い、
パソナさんで得たものは私にとってはかけがえのない財産となりました。
※2016年現在表参道の施設はクローズになりました。
これを機に複数の大手カルチャースクールの講座、企業のイベント講座、老舗紅茶店(ルピシア様、リプトン様)とのコラボ講座、住宅展示場、DHC様、百貨店、 NPO法人、ヒューマンアカデミーの非常勤講師など、お花の先生としての階段を上り始めました。
お花の先生を目指した時から主宰のみにとどまらず、色々な場で活動をしたいと思っていました。
なぜなら経験こそがすべて、そして様々な企業様や団体様とお仕事を通して築かれた人とのつながりは、お花の先生として人として成長させてくれるものと信じていたからです。
そんな矢先、またまたすごいお話が舞い込んできました。世界的に有名なあの方のフラワーディスプレイのお仕事。
詳細は次回へ続く・・