こんにちは!
神奈川県湘南地区でPivoine Rose(ピヴォアンローズ)を主宰しております土方裕紀子(ひじかたゆきこ)です。
今回は第3回目と言うことで、私のコラム全6回の半分まで来てしまいました。
「はななび」さまにこれからお教室を始める方やお教室を始めたもののイマイチ軌道に乗らない方の後押しになるような内容で、とご提案されたのですがまだまだ成長過程のお教室である私です。
お役に立てるかわかりませんが、今回はどのようにしてお教室を立ち上げて行ったかを書いてみたいと思います。
前回も申し上げたように、私は「お教室をやるぞ!」とお花を始めたわけではありませんでした。ただお花を楽しむ一生徒の時間がとても長く、その中で自然と「お華を多くの方に知って頂きたい。」「お華の素晴らしさを広めたいと」と思うようになりました。
と言うのも、私の花人生の始まりは華道です。
月日が経って華展に活け込みに行くようになりました。他の流派の先生もたくさんいる中、周りを見渡すとベテランの先生ばかりで、当時私のアラ還世代の親先生ですら若手の域に入ります。私と同世代の方は皆無に等しい。
市の華道協会の副会長である親先生からお話を聞けば聞くほど華道人口が減っていて協会員も減る、華展の席も減る一方だそう。
20年後、30年後のこの華展はどうなっているのだろう?と思うととても寂しい光景が浮かんできました。
私が華道をやっている、と言うことで周りの友人たちは実際やってみよう!とまでは行かなくとも興味は持ってくれました。
どうしても敷居が高いと思いがちな習い事なので、私のような者が講師であればもしかしたら習いやすくなるかも・・・と考えるようになりました。
時を同じくして結婚を機に会社員を辞めることとなったので、もうやることは1つと言う感じでお教室を始める準備をする事となりました。
まず人様に何かを教える、と言うことが初めてな方にとっては乗り越えなければならない壁もあると思いますが、これまでに公文や英会話講師、家庭教師などの経験があるので私にとっては自然な行為でした。
ちょうど知り合いのエステサロンの方が教えて欲しいと申し出て下さっていたので、早速月3回、彼女のお子様には英語を教え、その後華道のお稽古をする事となりました。
教える・人に伝える事に関しては何の障害もありませんでしたが、まだお稽古をつけるのは初めてだったので、お稽古の前に同じ花材を2杯活けてから、お稽古をしていました。
やはりこのご時世ですので、華道の生徒さんがどんどん来るなんて事はないと思ったので正反対のものをお教室に取り入れようと考えました。
独身時代より楽しみで通っていたプリザーブドフラワーの資格を取ることに決めました。
私がプリザーブドフラワーに出会ったのは約10年前でしたので、どんどんと広まっているところだったかと思います。
とてもセンスの良いお教室に通い、そちらの協会員となりました。
資格は取ったものの当時は狭い借家暮らしだったので、見知らぬ方を招いてのレッスンは考えにくく友人や知り合いに教える程度でした。
その頃からブログやSNSを始め、少しずつオリジナルのデザインを増やして行き、ブラッシュアップも欠かさず自分の出来る事を広げて行くようになりました。
間もなくして家を建てることになったので、そこで一室を教室・サロンとして設計をして完成したのが2010年の暮れでした。
ここからがスタート。
次回は本格的に始動していった様子をお伝えしたいと思います♪
引き続きご覧下されば幸いです。