魅力溢れるプリザーブドフラワー
Mingming Stoneでは、プリザーブドフラワーを中心に教えていらっしゃいますが、プリザーブドフラワー とはどのようなお花でしょうか?
つきなみですが、まだ詳しくご存じではない方へでしたらこのようにお伝えしております。
プリザーブドフラワーのプリザーブは、保存するという意味があります。生花を枯れないように特殊加工することにより、生花のようなしなやかさがあり、お水をあげるなどのお世話が要らず長くお楽しみいただけます。
プリザーブドフラワー の良さは何ですか?魅力やメリットを教えてください。
暑い夏ですと、生花ならすぐにグッタリしてしまいお別れすることになりますが、プリザーブドフラワーは、いつも鮮やかな美しい状態で花のある暮らしに大活躍してくれます。お水を替えたりあげたりするようなお世話が要らないので、お見舞い用、仏花、その他贈答用として活躍の場は多岐にわたります。
カラーバリエーションも豊富なので色の組み合わせを楽しみながら個性的なオリジナルデザインを気軽に楽しむことも可能です。
プリザーブドフラワーはどのくらいもつのでしょうか?
日々わずかに色あせていきますが、交換するタイミングは感じ方の個人差と、飾る場所の環境で大きく違ってくるとお伝えしております。
色が鮮やかなほうがお好きな方でも、良い環境で飾れば3年以上美しいままお楽しみいただけると思います。シャビーシックな雰囲気をお好きな方であれば、5年以上でも……。
年数ではなく、飾る場所の環境が一番影響します。
こう考えると、高価だと思われがちなプリザーブドフラワーですが、生花に比べると長くお楽しみいただける分、ずっとお得なお花だと思います。
お好みの風合いになるまで、ずっと楽しむことができるのはメリットですね!長く楽しむためにどのようにお手入れしたらよいのでしょうか?
乾燥や湿気、直射日光、照明の強い光に弱いので、これらが過剰ではない環境に飾っていただくのが好ましいです。
埃などついてしまったときは、やわらかい毛先のブラシや先をほぐしてやわらかくした綿棒などで、花びらを傷めないように注意しながら取り除いてください。デリケートなのでお手入れの時も易しく扱うことが大事です。
花材も、色も、より取り見取り
プリザーブドフラワー のアレンジメントに必要な道具はありますか?
ワイヤーが切れるハサミ、グルーガン、ピンセット、フォームをカットするナイフがあれば始められます。
特にお好きなプリザーブドフラワー、オススメの プリザーブドフラワー はありますか?
皆さまにオススメ……お好みもあるかと思いますが、プリザーブドフラワーは主流でもあるローズ以外にも花材が豊富になってまいりました。ちょっと印象的なアレンジメントに仕上げたいときに、胡蝶蘭やブルースターなど少し珍しい花材を加えてみるのもおすすめです。
また、マムなど菊系の花材を加えたアレンジメントも私の教室でウケが良いです。笑。
様々な花材が増えて、アレンジメントの幅も広がりそうですね。それでは最後にこれから プリザーブドフラワー に親しむ方に一言お願いします。
プリザーブドフラワーは、色も豊富で生花には無い色もたくさんあります。思い描くものをカタチにする、まるでクラフトをするように楽しめる、天然素材のとても素敵なアイテムです。
そして、始めてみると思っていたより簡単に『いつもお花のある暮らし』が身近になるはずです。
日々の暮らしに彩りをもたらしてくれたり、大切な人のためにつくったり、贈ったり、喜ばれたりと……プリザーブドフラワーがまだ始められていない方々に沢山の楽しみと喜びをもたらしてくれるものとなりますように、願っております。