第4回「とにかく行動した2年目。行動が未来を変える」

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ずっと、1人で起業してきたし、どちらかというと「サロネーゼ」という言葉にあこがれていた私は、
「ママが主体となる団体を作ろうと思うのですが、入りませんか?」
そう、メールをいただいた時、最初戸惑いがあったのを覚えています。

けれど。
サロンに新規のお問い合わせが入らなくなっていて、生徒も集まらなくてずっと悩んでいたし、同じように起業している方々と繋がれる良い機会かな…そう思い、団体に入ることにしました。

団体に入ったことで、今まで参加したことのなかったようなイベントに声をかけていただいたり、企業さんからお仕事をいただいたり。今までの私では考えられない分野でのお仕事を、団体の主催者さまからいただきました。

住宅展示場でのワークショップ、市民ホールでのイベントなど、お子さま向けのワークショップがほとんどではありましたが、たくさんの経験をさせていただきました。今までレッスンを受講してくださった中で、1番小さなお子さまは、なんと2歳。

最初は、ケガをさせてしまったらどうしよう。無理なんじゃないか。
いろいろ考え込んでしまったこともあります。

今となっては、その経験が講師業のスキルアップにつながり、自信を持って、プリザーブドフラワーの作品を提供できるようになりました。

また、団体に属しているママさんたちはみんなアクティブ。
お子さんが小さくても、赤ちゃんだったりしても
みなさん、誇りをもってお仕事をされていました。

今思えば、前向きな人たちばかりの中にいたから、いつの間にか「サロンを辞めたい」と思わなくなったのだと思います。

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また、行動することが苦ではなくなり、
今までは、自宅サロンでしかレッスンを行っていませんでしたが、地元のカフェをお借りして、イベントレッスンも開催しました。この時のレッスンは、遠くからもお越しいただき満席。

しかも、みなさん新規のお客様でした。

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同じママ団体に属する方と、コラボレッスンも開催。
コラボレッスンをすることで、お客さまも幅広い層に広がり、こちらのレッスンも満席。

今まで、あんなに集客に苦しんでいたのに、自ら行動をすることで、新しい世界が開拓され、新しい出会いが増えることになりました。

よく、ブログをたくさん書きなさい。
ブログの読者登録をとにかくたくさんしなさい。
フェイスブックのお友達の数は1,000人…など、言われる方もいらっしゃいますが。

それよりも、実際に地域でのイベントに参加することで、市場を調査することができずいぶん、集客の仕方に変化がありました。
また、市場を知ることができ、自分のサロンに対する考え方も変わりました。

視野が広くなったことで、サロン業だけでなく、ハンドメイドサイトでの販売も始めてみました。

すでにハンドメイドサイトで成功していた方が近くにいましたので、アドバイスをもらいながら、作品を掲載。
あっという間に、オーダーの件数も跳ね上がりました。

こんな感じで、今まであんなに集客に困っていた私が、とにかく思いつくままに行動したことで、あっという間にサロン運営が順調へと向かっていったのです。


■コラム執筆者のプロフィール

埼玉桶川・上尾でプリザーブドフラワーの教室「Tiara couture」主宰 大畑朋子。
2013年より自宅サロンを開校。現在は、自宅サロンの他、上尾市のコワーキングスペースでもプリザーブドフラワーのレッスンを行っている。
CoCoFiore認定校。
「誰でもみんな誰かのお姫様になれる」をコンセプトにした、プリンセススタイルのアレンジを得意とし、結婚情報誌「ゼクシィ」にも掲載。
ウェディングのオーダー数は、年間で3桁。
たくさんの花嫁様からご好評いただいているサロンである。
プリザーブドフラワーの他に、「マカロンタワー」、「クロスデコレーション」などのレッスンも開講している。

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