第4回「サロンストーリー第一章」

こんにちは!
神奈川県湘南地区でPivoine Rose(ピヴォアンローズ)を主宰しております土方裕紀子(ひじかたゆきこ)です。
前回はハコとしてお教室・サロンが出来たところまででしたので、今回はどのようにしてお教室に生徒さんが集まり始めたかと書いてみたいと思います。

新居に引っ越して落ち着き始め、さぁお教室を本格的に始めよう!と思った矢先に2011年3月の地震が起こりました。
いろいろな事が重なり、数ヶ月は自分も動くことができず11月のクリスマスレッスンから生徒さんを取りお教室を始めました。

プリザーブドフラワーでの生徒さんが集まり始め、お教室として成り立っていきました。
初めはほんの数名でしたが、ブログやSNSをご覧くださり実際にピヴォアンローズへお越し頂きはじめたのはものすごく嬉しかったです。

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同じ頃に最寄り駅に大型のショッピングモールが出来、そちらにカルチャーセンターが入ることになりました。
関西の会社が運営しているカルチャーでしたので、この付近にはなく新規だったので私にもチャンスがあるかも!と思い会社へ直接お電話してみました。
ちょうど担当の方がこちらへ来ていらっしゃったので、すぐに面接をして頂く事に。

履歴書と作品集やレッスン案を持ってお話させて頂いたところ、ラッキーな事にすぐに採用して頂けました。
更に華道とプリザーブドフラワーの両方の講座を担当させて頂くことになったのです。

そこから自宅教室と駅前カルチャーでのレッスンが始まりました。
華道の生徒さんも自宅教室へも集まり始めました。通常、華道のお稽古は月3回でお免状を取得していくものです。
しかし、その月に3回という回数がネックになる方がとても多い事がわかりました。
このご時世ですと、腰を据えて修業のようにお稽古するよりも月に1回楽しむというようなものの方が皆さん受け入れやすいんですね。

親先生に相談してみたら、月に1回や2回のお稽古をやってみても良いと言ってくださいました。
生徒さんも欲が出てきたら、もっとお稽古に来て下さるだろうから・・・と。

こんな風に柔軟なクラスを作ったところ、華道の生徒さんも増えて参りました。
お子さんの節句の時のみレッスンに来て下さる生徒さんもいらっしゃいます♪
それでも華道に興味を持ち、お子さんに活けて差し上げるこのお気持ちとまたお子さんの記憶に残る事が嬉しく、こんなレッスンもしています。

もちろんお免状を取得される方と月に1回のようなお稽古に来る方との指導方法は違いますので、やはり中にはもっと腕をあげたいと考え始める方も出てきました。

そして月1回だけいらっしゃっていた生徒さんたちが今では月に3回いらしてお免状を取得されて行く方達も増えて参りました。

プリザーブドフラワーでは毎月新しくオリジナルのデザインを興してレッスンをしていきますので、数年間毎月欠かさず来て下さる方もたくさんいらっしゃいます。

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教室を始めた頃はこのような感じでした。
お教室を続けていくにあたり、一番難しいのは集客かと思います。
次回はどんな風に生徒さんが集まってくれるようになったかを書いてみたいと思いますので、またお付き合いお願い致します!


■コラム執筆者のプロフィール

神奈川県湘南地区でお稽古サロン【ピヴォアンローズ】を主宰。
2010年9月より藤沢市の小さなお部屋でPivoine Roseをスタート。
その後、閑静な住宅街に住まいを移し自宅の一室をサロンとして教室を本格始動。
2011年~2014年テラスモール内JEUGIAカルチャーにて華道とプリザーブドの講座を担当。
現在は自宅サロンの他に茅ヶ崎ギフトショップくすの樹にて花カフェ講師、不定期で住宅展示場レッスンを担当。
今後、ららぽーと平塚でのレッスンを予定。
池坊聖流いけばな、パリスタイルのプリザーブドフラワーとフレッシュフラワー、キャンドル、ビジューポーセリン、タッセル、アロマの他にクラフトのレッスンとオーダーをしている。

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