第5回「常にあるのは」

千葉県鎌ケ谷市
フラワーアレンジメント教室Fragrance of Flower ・Masyu草月流いけばな教室 を主宰する寺本真理です。

あっという間に第5回となりました。私がお花を教える上でも、自分のお花を作る上でも常に大切にしていることを綴りたいと思います。

私のお花ライフで「学び、そして伝える」ということが時を経てだんだんと日常化されてきました。皆さんにお教室を知ってもらうためにも、自分らしさがにじみ出る花を表現し発信することも怠りませんでした。それは今でも変わらず発信し続けています。

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そして表現することが大好きな私はだんだん、学ぶ、伝える。そこに挑戦を加えるようになりました。
積極的に華展に出品したり、花のコンテスト等に応募。そういうことに参加することはただ作品を出して満足、で終わりではないのです。ここにも学びがたくさんあります。

また、私の転機となったのは雑誌「花時間」の新人フラワーアーティストオーディションへの応募でした。それまでも毎号応募のあったWEB上でのコンテストには何度か応募し、賞をいただいていましたが、それとは異なりこの企画は年に一度しか応募のないオーディション。
存在は知っていましたが、それまで応募などは考えたこともなかったのです。しかしなぜか2014年に募集がかかった時、「花市場で応募テーマに合うようなイメージできる花と出会えたら応募しよう」そう思えたのです。これも挑戦です。
テーマに合うお花に出会えてなかったらこの応募はありませんでした。いくら花が好きだからといっても何でもかんでもやればいい!ではなく、その時のテーマを見てできる、できないの判断をしています。

応募テーマ 「おもてなし~グリーン使いを印象的に~
フラワーアーティスト・寺本

応募後、時がたってご連絡いただき最終選考の5名に選出され、出版社様はじめとする審査員の方々の前で5人で一斉に最終選考会。あの時の緊張と空気感、5人で楽しく話したこと。そしてお弁当も!。いろいろなことを今でも鮮明に覚えています。

そしてまさかの優勝!!2015年春号ではフラワーデザイナーとして紙面に作品を掲載していただきました。
この雑誌掲載企画の時のテーマは 「アレンジを輝かせるひとさじの和」です。hanajikan和と洋とずっと学んできている私らしさを表現したかったのです。
20お花って見ているだけでも、ただそこにあるだけでも十分美しい。
そのただ美しい花を、手を加えることによっていかにして更に美しく表現できるか。
それが、いけばなであったり、フラワーアレンジメントだと思っています。私はその「表現する」ということが大好きで常に意識し大切にしています。

それは、お教室で教えるときもそうです。
まずは、生徒さん自身にその日のアレンジやいけばなのレッスン内容を理解してもらう。
その上で、その生徒さんが持ち帰った先で飾る場所を予想してみる。
そして自分の理想をイメージする。
そして自分の想いを形にする。
自分だけのお花自分なりのテーマ。その日出会ったお花で楽しく表現してもらうことを大切にしています。私の教室での理念です。

第5回のコラムのテーマにした「常にあるのは」。
それは仕事においても、自分の向き合う花であっても「常にテーマを決める」ということです。


Fragrance of Flower
 ・ Masyu草月いけばな教室
Since2011・04~
http://fragrance-of-flower.com/

■コラム執筆者のプロフィール

寺本真理
草月流いけばな雅号 寺本真珠(ましゅ)
千葉県鎌ケ谷市にて草月流いけばな Masyu草月いけばな教室、フラワーアレンジメント教室 Fragrance of Flower 主宰。
いけばなにはいけばなの、アレンジにはアレンジの、それぞれの良さを今現在も学び続け、多くの知見を得ながらそれらを皆様にもお伝えできるようにお稽古・レッスンで生かしています。
2015年雑誌「花時間」新人フラワーアーティストオーディションで約1000人の応募の中から優勝。フラワーデザイナーとして紙面デビュー。
現在も教室主宰のみではなく、パーティー装花や店舗いけ込み等にも積極的に取り組んでいる。

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